
WordPressのテーマをSWELLに変えたのでSEO SIMPLE PACKの初期設定・使い方を教えてほしい!
こんな要望にお答えします!
記事を書いてる人

SWELLを導入した方はほぼ例外なく、相性の良いSEO系プラグインの「SEO SIMPLE PACK」を使っていくことになるはずです。
このプラグインを活用すれば、SEOに関する基本設定はすべて網羅することができます。
本記事では、そんな「SEO SIMPLE PACK」の初期設定から使い方までを初心者にもわかりやすく画像◯枚使って徹底解説しています。
ぜひ参考にしてください。
>> WordPressテーマ『SWELL』導入後に必須な初期設定を画像付きで徹底解説
「SEO SIMPLE PACK」とは?

「SEO SIMPLE PACK」は、ブログに必要な基本的なSEO対策がカンタンにできるプラグインのことです。
開発者はSWELLと同じ了さん(@ddryo_loos)なので、ほぼSWELL用のプラグインとなっています。
SEO系プラグインには「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」といった人気なものもありますが、使っているテーマやプラグインによっては、お互いが干渉してしまい不具合が発生するケースもあります。
このような不具合に見舞われず、しかもSEOを知らない初心者でもカンタンにSEO対策が施せるように作られたのが、SWELLとの相性が良い「SEO SIMPLE PACK」なんです。
「SEO SIMPLE PACK」の3つのメリット
「SEO SIMPLE PACK」には3つのメリットがあります。
- WordPressテーマ「SWELL」との相性が抜群
- 完全日本語対応
- 機能が多すぎず設定がカンタン
どういうことかそれぞれ解説していきましょう。
①:WordPressテーマ「SWELL」との相性が抜群
「SEO SIMPLE PACK」は開発者がSWELLと同じ了さん(@ddryo_loos)なので、SWELLを使う上でお互いが干渉して予期せぬ不具合が起きる…なんてことは起こりません。
ちなみにSWELLを使うからといって「SEO SIMPLE PACK」は必須ではありません。
公式サイトのSWELLで非推奨・不必要なプラグインと、推奨プラグインについてでも解説されているように、使い慣れたSEO系プラグインがあれば別にそっちを使ってもOKとのこと。
SWELLとの相性の良さは保証されているので、SEO系のプラグインにこだわりが無ければ「SEO SIMPLE PACK」を選んでおけば間違いありません。
②:完全日本語対応
SEO系プラグインで人気の「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」は、海外産のプラグインなので設定画面が英語です。
慣れた人なら理解できると思いますが、英語の意味をいちいち調べながら設定していくのはとても面倒。
その点、「SEO SIMPLE PACK」は完全日本語対応なので、どこがどの設定項目なのか用語さえ理解していればひと目でわかることがメリットの1つです。
③:機能が多すぎず設定がカンタン
SEOプラグインはこれでもかとSEOに関する様々な機能が詰め込まれたものが多いのですが、全て使いこなすのは至難の技です。
特にブログ初心者の方には必要・不要の判断ができず、無駄な設定に時間を要してしまうかもしれませんよね。
その点、「SEO SIMPLE PACK」は必要最低限の機能しか搭載されていません。
機能がありすぎて混乱することもなく、設定自体もシンプルで誰でもカンタンにできるように設計されています。
逆に高度な設定はできないことになりますが、今の時代は”コンテンツイズキング”と言われているように、コンテンツ(記事)が重視されています。
必要最低限ですが必要十分なので、SEOを知らない初心者でも安心して利用できますよ。
「SEO SIMPLE PACK」ができること
「SEO SIMPLE PACK」では、ブログのSEO面の設定ができるほか主に下記の5つのことができます。
- Googleアナリティクスの設定
- サーチコンソールの認証
- OGPの設定
- 記事ごとにブログタイトル・ディスクリプションの設定
- 記事ごとにrobotsテキストの設定
各項目についてそれぞれ解説していきます。
Googleアナリティクスの設定
通常、Googleアナリティクスでブログの各種データを取得するためには、アナリティクス側で発行されるトラッキングコードをheader.phpに埋め込む必要があります。
初心者の方には難易度が高い埋め込みですが、「SEO SIMPLE PACK」ではトラッキングIDを指定された枠に入力するだけでデータを計測できるようになっています。
サーチコンソールの認証
Googleアナリティクスと同じくブログの分析に役立つツールのサーチコンソールも、利用するにあたってサイト所有者であることを証明するために認証コードを埋め込む必要があります。
こちらもGoogleアナリティクスと同じように、指定された枠に入力コードを入力するだけで所有者の確認ができるようになっています。
OGPの設定
OGPとは「Open Graph protocol」の略称で、SWELLでは主にFacebookとTwitterがSNSで投稿・シェアされた際、対象ページのタイトル・アイキャッチ画像などを意図した通りに表示する機能のことです。
Twitterをブログと同時にはじめる方は多いと思うので、この設定はとても大事です。
このOGPをカンタンに設定することができます。
記事ごとにブログタイトル・ディスクリプションの設定
「SEO SIMPLE PACK」を導入すると、記事ごとにブログタイトル・ディスクリプションの設定ができるようになります。
ブログタイトルは記事タイトルの部分が出力されるので特に設定する必要はありませんが、meta description(ディスクリプション)は、記事の内容を検索エンジンが自動で生成してしまいます。
検索結果画面でクリック率に影響する要素でもあるので、自分で表示したい文章をしっかりと設定できることは大きなメリットになります。

記事ごとにディスクリプションを書くのはとても大変ですけどね…
記事ごとにrobotsテキストの設定
robotsテキストとは、Googleが使っているbot(クローラー)向けのテキストファイルのことで、このファイルの記述によっては、Googleに見られたくないコンテンツを部分的に制御することができます。
といっても、「SEO SIMPLE PACK」ではわざわざこのファイルを開いてHTMLを書く必要はなく、クリック1つで様々な制御ができるようになっています。
- noindex(インデックスさせない)
- nofollow(リンクを辿らせない)
- noarchive(キャッシュさせない)
- noindex&nofollow(インデックスさせないし、リンクも辿らせない)
この中で使う可能性があるのは「noindex」と「noindex」の2つくらいでしょうか。それぞれこのような意味を持っています。
noindex・・・Googleの検索画面の出てこないようにする
nofollow・・・リンク先をGoogleにクロールさせないようにする
私はnofollowはほとんど使いませんが、noindexは低品質なコンテンツだけどブログで読者に読んでもらいたい場合などによく使います。
当ブログで言えば、ブログ1ヶ月目の収益・アクセス数を大公開といった運営レポートはnoindexにしています。
運営レポートは、文字数も少なく特に中身があるわけでもありませんが、読者の役に立つかもしれないので、ブログで読める状態にしておきたい。
しかしこのままだと、Googleから見ると低品質の烙印を押されてブログ全体の評価を落とす可能性があるので、noindexを使って「Googleからの評価を拒否」しているんです。
例えば、Amazonのセール情報を速報で記事にするといった場合もnoindexにすることで、中身がそれほど充実していない記事を大量に書いても、読者には届きつつサイトの評価を落とすことはありません。
「SEO SIMPLE PACK」の導入方法
「SEO SIMPLE PACK」の導入方法は簡単です。
管理画面から「プラグイン」➡「新規追加」と進みます。

プラグインの検索窓に「SEO SIMPLE PACK」と入力し、検索すればOK。

「SEO SIMPLE PACK」をインストールしてそのまま有効化すれば導入は完了となります。
続けて、導入後に必ずやっておきたい初期設定について解説していきますよ。
「SEO SIMPLE PACK」で必須な4つの初期設定と使い方
「SEO SIMPLE PACK」を導入したら、4つの項目を設定するだけで初期設定はほぼ完了します。
- Googleアナリティクスの設定
- サーチコンソールの認証
- ブログの区切り文字の設定
- OGPの設定

他にも細かな設定がありますが、特にやる必要はないので、最低限この4つは設定しておきましょう。
1:Googleアナリティクスの設定
WordPressの管理画面TOPから「SEO PACK」➡ 「一般設定」と移動します。

上部のタブから「Google アナリティクス」を選択しましょう。
トラッキングコードの種類はそのまま「gyag.js」、トラッキングIDまたは測定IDにGoogleアナリティクスのトラッキングコードを入力してください。

入力後、「設定を保存する」で完了です。
2:サーチコンソールの認証
WordPressの管理画面TOPから「SEO PACK」➡ 「一般設定」と移動します。

上部のタブから「ウェブマスターツール」を選択しましょう。
Googleサーチコンソールの認証コード欄に、サーチコンソールで発行された管理者認証タグの「入力コード」を入力してください。

入力後、「設定を保存する」で完了です。
3:ブログの区切り文字の設定
ブログタイトルとブログのキャッチフレーズの間に入る区切り文字を設定することができます。
重要かどうかで言えば「重要ではない」ですが、気になる方は気になると思うで初めに設定しておきましょう。
WordPressの管理画面TOPから「SEO PACK」➡ 「一般設定」と移動し、基礎設定タブから変更することができます。

区切り文字は「-(ハイフン)」、「〜(波線)」、「|(縦棒)」から選ぶことが可能です。


当ブログでは縦棒を使っています
入力後、「設定を保存する」で完了です。
4:OGPの設定
Facebook・TwitterといったSNSでの表示を最適化するOGPの設定も最初にやっておきましょう。
WordPressの管理画面TOPから「SEO PACK」➡ 「OGP設定」と移動します。

基礎設定タブでは、投稿にアイキャッチを設定しなかった際に代入される画像を設定できます。基本的にアイキャッチは記事ごとに設定するので、この設定は特に必要ありません。
Facebook設定タブでは「Facebook用のメタタグ」「FacebookページのURL」「FacebookのアプリID」「アプリ管理者の Facebook ID」などの入力ができます。

それぞれ持っていれば、入力しておきましょう。
「Facebook用のメタタグ」については基本的にONで問題ありません。
Twitter設定タブでは「Twitter用のメタタグ」「Twitterアカウント名」「カードタイプ」の入力・設定が行えます。

Twitterアカウントを持っていれば、「Twitterアカウント名」を入力するだけで機能します。
「Twitter用のメタタグ」については基本的にONで問題ありません。
まとめ:SWELLユーザーなら最もおすすめなSEO対策プラグイン
この記事をご覧になっているほとんどの方がSWELLユーザーかと思いますが、SWELLを使うなら不具合を起こす心配がないSEO対策プラグイン「SEO SIMPLE PACK」がおすすめです。
もっと高機能なSEO対策プラグインはいくつもありますが、すべての機能を使いこなせるわけでもないですし、機能がありすぎて持て余すこと間違いありません。
シンプルで誰でも簡単に設定できる「SEO SIMPLE PACK」はSWELLユーザーにとって至高のSEO対策プラグインであることは間違いないので、ぜひ導入した上でガンガン記事を書いていきましょう!