
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)って便利なんだけど、1日3回までって少なすぎじゃない?他に方法はないのかな?
こんなお悩み解決します!
無料で使えて非常に優秀なツールなんですが、1日で使えるのは3回だけと決まっているのがデメリット。
でも実は、Chromeの拡張機能を使うことで実質無制限に利用することができるんです。
私はこれを知ってからはキーワード調査・競合調査が抜群に捗ったので、知らないと絶対損すること間違いなし。
当記事ではその便利な拡張機能について、機能の説明・導入方法を解説していきますよ。
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Ubersuggest(ウーバーサジェスト)についておさらい
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)についておさらいしましょう。

調べたいキーワードやドメインを入力することで、WEBサイト運営に必要な情報を簡単に調べられるSEOツールです。
キーワードを入力すれば、検索ボリューム・SEO難易度・キーワード候補などが確認できます。
URL(サイト)を入力すれば、月間トラフィック・キーワード獲得数・ドメインオーソリティ・被リンク数など丸裸にすることができます。
精度については実際に自分のサイトを使って確認しましたが、実数値とかなり近い数値が出ています。
ブログを運営していていく上で、キーワードや競合サイトの情報を調べるのに非常に役立つ素晴らしいツールなのですが、1日3回までしか調べられないという制限があります。
同じ様なSEOツールでGoogleが提供している『キーワードプランナー』がありますが、Google広告アカウントを開設して広告費の「自動支払い」を設定しなければならないため使い勝手が悪いです。
検索ボリュームやキーワード候補を調べるだけなら、Ubersuggestの方が簡単でおすすめです。
Ubersuggestの拡張機能って?
UbersuggestではChromeブラウザ向けに拡張機能を配布しています。(Chromeの拡張機能であるため、Safari・Firefoxなどのブラウザでは利用できないのでご注意ください)
この機能をインストールして有効化すると、Chromeでキーワード検索した際に自動でキーワードに関するあらゆる情報を確認することができるようになります。
この拡張機能についてそれぞれ解説していきます。
1:【月間検索数】と【平均クリック単価】の確認
最も確認する回数が多いと思われる非常に便利な機能の説明です。
Chromeで普通にキーワード検索を行います。今回は当サイトで使っている有料テーマについて『SWELL ワードプレス』と検索してみました。
『SWELL ワードプレス』と検索すると、少し間を置いて検索ボックスの右側に【月間検索数】と【平均クリック単価】が表示されます。

【月間検索数】は「月にこのキーワードが何回検索されたか」を表す指標です。多ければ多いほど需要があることを意味しますね。
【平均クリック単価】はCPCとも言い表される「広告のクリック 1回に対して請求る金額の平均」を指す指標です。
高額であればあるほど、競争が激しいキーワードであることを意味します。
特に【月間検索数】はSEOで重要な指標で、ブログタイトルやネタを考える上で必要不可欠なものです。
通常版のUbersuggestでは日に3回までしか調査できませんでしたが、拡張機能を追加すれば実質無制限となり、いくつでもキーワードの検索ボリュームを確認できるようになったので本当に助かりました。
今後も使い倒していくこと間違いなしの便利機能です。
2:サイトの【ドメインオーソリティ】と【流入見込み】の確認
キーワード検索をすると、そのキーワードに応じた検索ランキング順にサイトが表示されますが、タイトルのすぐ下に【Domain Authoruty】と【流入見込み】が表示されます。

【Domain Authoruty(ドメインオーソリティ)】はドメインのパワーを表した指標で、0〜100点で評価されます。
この指標についてはUbersuggest独自(またはMozのものを流用)の指標で、高ければ高いほど有利というわけではありませんし、Googleも「ドメインオーソリティというものが順位付けに影響することはない」と断言しています。
とはいえ、ランキング上位にいるサイトのドメインオーソリティが高い傾向にあるのは事実なので、高いに越したことはありません。
【流入見込み】については、そのキーワードが検索された場合に「このサイトがどのくらいの流入が見込めるのか」が数値化されたものです。
下記の表はSISTRIX社が公開した『2020年7月の検索順位別クリック率データ』です。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 28.5% |
2位 | 15.7% |
3位 | 11.0% |
4位 | 8.0% |
5位 | 7.2% |
6位 | 5.1% |
7位 | 4.0% |
8位 | 3.2% |
9位 | 2.8% |
10位 | 2.5% |
あるキーワードの月間検索数が1,000回だと仮定すると、1位で表示されているサイトへの流入は約28%なので、月間280回の”流入見込み”と考えられるわけです。
自分の書いた記事が検索結果で1〜3位になった場合、どのくらい流入するかの参考になりますよ。
3:【キーワードサジェスト】の確認
画面を大きくしないと表示されませんが、検索結果の右枠にウィンドウが表示され、その中で検索したキーワードのサジェスト(一緒に検索される可能性が高いキーワード・他のユーザーが多く検索したキーワードなど)も表示されます。

記事のタイトルを考える時などにこのサジェスト機能はとても便利で、狙っているキーワードの複合キーワードを探るのに非常に便利です。
同じような機能は通常のGoogle検索にも搭載されていますが、Ubersuggestなら月間検索回数も一緒に表示されるので再度調べる手間がかかりません。
また、横に【SD】という指標がありますが、これは「競合分析の結果」で、この数値が高いほど検索結果の上位を狙うのが難しいことを意味します。
ブログを始めたばかりでも、この数値を参考に複合キーワードを狙って攻めていくことで、早いうちに結果を出すことも十分可能だと思います。
4:【被リンク】の確認
【流入見込み】のさらに横の方に【SNSのシェア数】と【被リンク】を確認することができます。

SNSについては、フェイスブックとピンタレストというクセの強いSNSなのでそれほど参考にならないと思います。
また、【被リンク】については自身のサイトのサーチコンソールで本数の確認をしてみましたが、結構な乖離がありました。
Ubersuggestで表示されている数値が実数値よりも50%程少なかったです。
実験データが2つしかないので正確性は不明ですが、【被リンク】部分をクリックすると、被リンク元とアンカーテキストが調べられるので、競合調査に使えなくもない…です。
Ubersuggest拡張機能の導入方法
拡張機能の導入方法は非常に簡単です。
検索窓で「Ubersuggest」と検索し、Ubersuggestを選択



まとめ
Ubersuggestは通常版でも無料で使えるとは思えないほど高機能なSEOツールですが、「日に3回まで」という制限がデメリットでした。
ブラウザのChrome限定ですが、拡張機能を利用することでUbersuggestの機能が実質無制限で利用できるため、普段Chromeを使っていないという方でも拡張機能を利用する価値は十分にあります。
私はほぼ【月間検索数】と【SD】の2つを確認するためだけに利用していますが、非常に重宝していてこれなしではブログ運営はやっていけません!と言えるほどのツールなので、まだ利用したことがない方は絶対に使ってみてもらいたいツールです!